1994年、当時埼玉県支部に加盟していたオール前橋ボーイズ(現群馬西毛ボーイズ)、太田ボーイズ、前橋中央ボーイズ、藤岡ボーイズ、高崎ボーイズの5チームで群馬県支部を立ち上げ30年が経過いたしました。現在ではチーム数も増え中学部16チームで運営活動しており、2024年現在調査時の実績では、県内50高516名、県外も50高85名の選手が高校野球の世界で活躍しております。
群馬県支部をこれだけの規模に成長させて頂いた各界の皆様に心より感謝の言葉を申し上げます。
先ずは30年余りの歴史に尽力して下さった各チームの歴代の役員・指導者・審判員・保護者の皆様に深く感謝いたします。特に私達の組織は保護者としてボーイズリーグに携わった後に、役員や指導者、審判員として末永く貢献されている方が大半を占めております。30年の歴史を積み上げてこられたのは、ボーイズリーグの扉を開け入団した歴代の選手の保護者の皆様の御力抜きでは語れないと思います。
そして、群馬県支部発足以前に大変お世話になった埼玉県支部の皆様や、支部設立の際に御指導頂いた連盟の役員の方々にも心より感謝しております。
更に平成初期にはまだ認知度が低かった中学硬式野球のクラブチームに、門戸を開いて下さった高校野球関係者の皆様、毎年200名余りの卒団生の受け皿になって下さっており、心より感謝申し上げます。
振り返れば、草創期はせっかくボーイズリーグで頑張ってきた選手達が、高校受験の際の内申書の主な活動記録に「陸上部」「卓球部」などと記載されるのが忍びなく思い、何とかそれを打開しようと広報活動に頑張ってきました。今では「〇〇ボーイズ出身」とメディアに露出する機会も多く、私達もとても誇らしく思っております。
これも偏に支部草創期から「上毛新聞社杯」と大会冠を賜り、大々的にPRして下さっている上毛新聞社様に育てて頂いたといっても過言ではないと思います。
お陰様で大会も第28回を重ね、認知度も大変高まり、中学硬式野球クラブ、ボーイズリーグとして市民権を得てきたのではないかと自負しております。その中で上毛新聞社様の果たして頂いた役割は、私達にとってとても大きなものでした。
また近年課題となっております競技人口減少対策・選手掘り起こしの一環として、長野県支部と協力して「上信越大会」を立ち上げ、更に「高崎市長杯」「安中市長杯」を其々の市長さんのご理解のもと開催することができ、地域に根付いた活動に力を注いでおります。
さらに昨今「物価高」という逆風も吹き始めましたが、保護者の負担を抑えるべく、多大なご協賛を賜っておりますパートナー企業様、中学生の健全な育成にご理解を賜り、深く感謝いたしております。
この30年は「感謝」「感謝」の積み重ねた歴史ではないかと改めて感じる次第です。
結びになりますが、今回この30周年を通して、「選手達の足跡を少しでも残したい」「そして将来日本や地域を担う大人に成長してほしい」この二つの想いを次世代のボーイズリーグを担う方々へバトンを渡していきたいと思います。
今、30年の間に携わって頂いた、何百何千という方々に心より感謝の気持ちを伝えさせて下さい。